パラメーターチューニングでは、QLC+上に設定画面が表示されない応用的な項目の設定を変更することができます。
なぜQLC+上に設定画面がないのかを考えてから設定していきましょう。
QLC+とフィクスチャーエディターの設定ファイルは以下のパスに保存されています。
$HOME/.config/qlcplus
QLC+とフィクスチャーエディターの2つの設定ファイルがあります。
レジストリを書き換えることで設定を変更できます。
レジストリエディタを起動しqlcplusで検索してみてください。
設定ファイルは以下のパスに保存されています。
通常このディレクトリは不可視ファイルになっているため、Finderのメニューから直接アクセスして下さい。
$HOME/Library/Preferences
QLC+の設定ファイルはnet.sf.Q Light Controller Plus.plist、フィクスチャーエディターの設定ファイルはnet.sf.Fixture Definition Editor.plistです。
これらの設定ファイルはシステムにキャッシュされています。 一般的にmacOSはシステム起動時に全ての設定ファイルを読み込みます、従って設定を変更しても即時に反映されないことがあります。その時は以下のコマンドから設定ファイルを再読み込みして下さい。
killall -u {yourusername} cfprefsd
{yourusername}
にはmacOSにログインしているユーザー名を入力して下さい、このコマンドで設定ファイルを強制的に再読み込みさせることができます。
全ての設定をデフォルトに戻したい場合は以下の手順に従って下さい。
設定ファイルの場所については上で解説しています、まずはそちらをお読み下さい。
設定ファイル
を削除して下さい。Qtの仕様から、お使いのシステムにより設定ファイルの形式が異なります。
[category] name=value
レジストリは階層構造を持ち、categoryはレジストリのディレクトリに相当します。レジストリのディレクトリのなかにparameterに相当するものが入っており、その設定の値がvalueに相当します。
<key>category.name</key> <string>value</string> or <integer>42</integer>
以下のパラメータが設定ファイル内にない場合は最後に追記して下さい。
Category: simpledesk Name: channelsperpage Type: integer Description: シンプルデスクの1ページに表示するスライダーの本数を設定できます。 Default: 32
Category: simpledesk Name: playbacksperpage Type: integer Description: set the number of playback sliders displayed per page Default: 15
Category: enttecdmxusbopen Name: frequency Type: integer Description: プレイバックに表示するスライダーの本数を設定できます。 Default: 30
Category: enttecdmxusbopen Name: channels Type: integer Description: Enttec社のOpenDMXなどが出力するDMXを何chまで送信するかを設定できます。機器によってはリフレッシュレートを高めるために256chなどの512に満たないch数で送信しても動作できる場合があります。 Default: 512
Category: udmx Name: frequency Type: integer Description: uDMXが出力するDMXのリフレッシュレートを設定できます。 Default: 30
Category: mastertimer Name: frequency Type: integer Description: QLC+内部で動作する時計のクロック周波数を設定できます。 Default: 50